僧文是の霊 | 異論な人々

僧文是の霊

呪いの都市伝説 カシマさんを追う読了。
都市伝説「カシマさん」をさまざまな角度から考察した本。おもしろいよー。
この中で、僧侶の文是(ぶんぜ)の幽霊話が載っててなつかしかった。ぼくが聞いた話はこんな感じだった。

文是という名の僧侶がいて、盗賊に殺されてしまう。盗賊たちが、死体をさかさまに埋めてしまったので、文是は成仏できなくて、幽霊になってさまよってる。
この話を聞くと、翌日の夜に、あなたのところに僧文是の霊が現れる。彼は、天井に足をつけて、さかさまになって、あなたの顔を見て、「どうして、わたしは、このような状態なのだ?」と聞く。これに、ちゃんとした理由を答えないと、取り憑かれてしまう。
ちなみに「さかさまに埋められたから」なんて答えても、僧文是は納得してくれない。もっと得心のいく理由を答えなければならないのだ。


って書いてて思い出したけど、聞いた話はもうちょっと違ってた。
自分が他の人に話すときに、こんなふうにクイズよりに話したんだった。
あー、思い出した。聞いた話は、『呪いの都市伝説 カシマさんを追う』に載ってるのに近い話だった。

というわけで、僧文是は、どうしてそんな状態になったのか。こたえを見つけて寝ないと、文是の霊があなたのところに現れるやもしれませんぜ。